こちらは築30年の腰窓。カーテンレールの端をぶった切って熱交換式換気扇が据付けてあります。断熱材も入ってないスッカスカ軽量鉄骨の建売の癖してこういうギミックだけは立派なんですね、ハウスメーカーは地獄に落ちろ。
幾ら往時の先端的設備であろうとカーテンレールを分断しているのは度し難いため、小型のパイプファンに交換します。まずは塩ビを適当な長さに切り揃え、二層パイプにそのまま被せます。隙間はフクビのウェザーダクトで密閉しました。
木材と金折で土台となる枠を作ります。更にIKEAで額縁を調達しておきます。
当て木に適当な木端を打ち付けたら木枠をベタ付けし、周りを額縁枠で更に囲います。全部接着剤で付けました。細釘がなかったからね、仕方ないね。
見様見真似ではありますが断熱もしときましょう。隙間は発泡ウレタン缶で申し訳程度に埋めておき、その上に余ってた変性シリコンをベッタベタに塗り、更に余ってたスチレンボードの破片を貼り付けておきます。枠の隙間はパテで埋めます。
釘を調達しましたので外周を木製モールディングで囲うように打ち付けて隙間隠しにします。パテをサンドし又整形し直す作業を繰り返します。
余ってたスプレーがあったので白塗り。どうしてもネジ穴全ては隠せませんがご愛嬌。
コンセントも化粧直ししようとしたところ新しいプレートが入らない。なんでこんなギリギリに穴開けんの?ハウスメーカーは地獄に落ちろ(2度目)
ココで登場するのはクラウドファンディングで製品化されたSML10mmスリムスイッチプレート。お高いけれどもスチールだし見栄えもまぁまぁ良い。
パイプファンと共に取り付けてみましょう。何とか収まりましたね。浮いたコードを何とかしたいところ。
後日カーテンレールキャップを取り寄せ。ケーブルはいずれモールかなんかで収納するとしましょう。ファンは気温30度で自動運転する設定に。キャップが触れてるようでこれでもキャップと開閉式カバーの干渉は無し。
本来なら壁とツライチで換気扇を付けるとこなのでしょうが、すでに空いてる大穴を綺麗に埋める作業の面倒さと、二層パイプを交換する手間を考えて室内に突出する形にしました。もうちょっと装飾的な枠にしても良かったかもしれない。